「私たちは福島で何が起きたかを知っている!」中国で核廃棄物処理施設建設への反対デモが行われる

中国の連雲港市(レンウンコウシ)の路上で、何千人もの人々が、フランスと中国が共同で核廃棄物処理施設建設を行うことに反対するデモを行ったと、中国の地元紙が報じました。

「核廃棄物処理施設をこの地に建設することは、未来の世代に災害をもたらす種を蒔くことになる。地元の人々は怒りを示す権利がある」地元の目撃者は取材に答えました。

写真からは、デモ参加者が警察に囲まれていることがわかります。地元の住人は言います。「警察とデモ参加者との間で衝突がありました」

デモ参加者の一人が警察に殺されたという噂が持ち上がりました。警察はそのような噂を否定しており、また、警察はデモ参加者と衝突していないと発表しています。

デモ参加者は、フランスの原子力産業複合企業であるアレバ社と、中国核工業集団(CNNC)が共同で施設を建設することに2012年に合意したことに対して、撤回を求めています。なお、詳細な建設地は合意のタイミングでは未定でした。

しかし、連雲港市の住民は、中国核工業集団が近くに核関連施設を建設していることもあって、核廃棄物処理施設が地元に建設されるのではないかと恐れています。

「政府はこのプロジェクトを秘密裏に進めています。住民はこのことを最近知ったのです。そういう訳で人々は心配しています」地元の住人であるシェンさんはフィナンシャルタイムズ紙の取材に答えました。「その施設で処理される核のゴミは他国からのものであると推察している人もいます。国や企業が述べるようにその施設が安全でかつメリットがあるのであれば、何故他国でなく、連雲港市に建設されるのか理解できないのです」

連雲港市は田湾原子力発電所の近くにあり、それは2006年にロシアによって建設されました。その施設は、中国国内で最も大きな原発のひとつで、2つの稼働ユニットがあり、今後さらに6つのユニットが追加されることが予定されています。

「我々の地にはすでに化学工業団地があり、汚染の問題が心配事となっている。核廃棄物は通常の化学物質による汚染よりも酷いものだ」地元の店主はフィナンシャルタイムズ紙への取材に答えました。「また、我々は日本の福島原発事故で何が起きたかを知っているからとても心配だ」

連雲港市は江蘇省にある港町で、人口は500万人程。上海の480㎞北に位置する。

via : https://www.rt.com/news/355066-china-france-nuclear-protest/

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