福島県産の米がイギリスで販売される[RT]

[2016/06/20 RTより]

メルトダウンの影響を多大に受けた地、福島県で生産された米が、来月イギリスで販売されると、ジャパンタイムズが報じた。

1.9トンの「天のつぶ」と呼ばれる福島米がロンドンで販売される。そして今回イギリスは、福島県の放射能災害後、福島県で生産されたものを輸入した最初のEU加盟国となった。

福島県出身でロンドン在住の人々による、福島県の農産物の潜在的な危険性の噂を拭い去ることを目的とした、長いキャンペーンの結果、今回の販売が実現した。

「イギリスを足がかりとして、我々は福島米の販売を他のEU諸国にも拡大していきたい」全農(JA)の大橋信夫氏は言う。

ブリュッセルは放射能検査のため、福島米を要求している。

「福島県は世界の国々で福島県産作物の輸入制限が行なわれている中、もがいていました。そんな福島県にとって、今回のイギリスでの販売が実現したことは輝かしいニュースです。」福島県は発言している。

福島第一原子力発電所の災害は、津波によって引き起こされ、その結果原子炉内の3つの燃料棒がメルトダウンし、放射性物質が周りに放出された。これは1986年のチェルノブイリの事故以来最大の放射能災害である。

米国科学アカデミーによると、事故後5年経って、日本の海岸付近で獲れる魚は食べる分には安全であるとのこと。また、魚介類の汚染のリスクはとても低いと発表している。

[管理人]
この「天のつぶ」のポスターを見たり、「うつくしま」というキーワードが載っているパフレットを見たりすると、やるせ無い気持ちになる。一生懸命に善意で心を込めて作った米。災害は純粋な善意を、何か別のものに変えてしまった。

人の命の大切さ。生活の大切さ。福島県の人々だけでなく、関東の人々、日本中の人々の命、生活、すべて守らなければならない。

健康への不安、確かにそれは我々の中にある。福島県の食べ物が安全、っていうのは何を持って安全と言っているのか。放射性物質が農産物から検出されている、癌患者が増えている、もろもろのニュースが溢れている中、やはり不安は消えない。

農家の人に罪は無い。とても悲しい。善意が、抗いようの無い力によって変質されてしまったことに対して。うつくしま、という文字を見ると、特に悲しく感じる。

安全だよ、と言って、世界で福島の農産物を売ろうとする動き。これはどんな目的、どんな感情に基づいてなされているのだろう?そこには純粋な善意だけがあるのだろうか?いろいろな雑多な感情の混淆がそこにはあるだろう。

もし仮に善意が混淆の一部に混じっていたとして、その善意に基づいた行動が人を病気にさせたり、殺したりする結果を招いてしまうのだとしたら、それはとても哀しいことだと思う。

国が悪い、誰が悪い。そうではなく、我々日本人、日本に住む人たちが、健康に楽しく暮らせること、そのことを純粋に皆で考えていければ良いと感じる。

しかしこれはデリケートで難しく、人々の魂や根幹を揺さぶるような性質の議論だから、なかなか言葉に出して議論する、なんてことは難しいのかもしれない。

農産物を売る行為、売らない行為、どちらも人を傷つけるかもしれない。放射能事故について語ること、そのこと自体が誰かを傷つけるかもしれない。なぜだろう?

via : https://www.rt.com/business/347459-fukushima-rice-japan-meltdown/

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